Oracle Application Expressアーキテクチャの理解

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Oracle Application ExpressはOracleデータベース内で動作します。これは表のデータおよびPL/SQLコードから構成されます。

Oracle Application Expressの開発環境を実行していても、Oracle Application Expressを使用して構築したアプリケーションを実行していても、プロセスは同じです。ブラウザにより適切なOracle Application Express PL/SQLコールに翻訳されるURLリクエストが送信されます。データベースでPL/SQLが処理されたら、結果がHTMLとしてブラウザに中継されます。このサイクルはページをリクエストまたは送信するたびに発生します。

アプリケーションのセッション・ステートはApplication Express内のデータベース表で管理されます。専用のデータベース接続は使用しません。かわりに、各リクエストはCPUリソースの消費が最小である新規データベース・セッションを介して作成されます。

Apacheおよび埋込みPL/SQLゲートウェイについて

使用するOracleデータベースのバージョンによりURLの翻訳方法が決定されます。

埋込みPL/SQLゲートウェイは動的なアプリケーションを作成してOracleデータベースにWebサーバーおよび必要なインフラストラクチャを供給します。埋込みPL/SQLゲートウェイはOracleデータベースのXMLデータベースHTTP Serverで実行され、mod_plsqlの主要機能を持っていますが、Apacheによって稼働するOracle HTTP Serverを必要としません。埋込みPL/SQLゲートウェイの包含はアーキテクチャを簡略化し、中間層をすべて削除します。

Application Express Engineについて

Application Expressエンジンは、ページをレンダリングし処理します。また、次のタスクも実行します。