レポート出力の構成

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Oracle Application Expressにより、エンド・ユーザーがPDFを含む様々な形式でレポートをダウンロードおよび出力できる機能が提供されます。この機能を設定するには、各ユーザーが出力設定を構成する必要があります。

  1. サイト・レベル: Application Expressサービス管理者はこの項で説明するように、Oracle Application Expressインスタンス全体に対して機能のレベル(標準または拡張)を指定する必要があります。

  2. アプリケーション・レベル: 作業領域管理者および開発者は「レポート問合せ」と「レポート・レイアウト」を定義できます。「レポート問合せ」と「レポート・レイアウト」は「共有コンポーネント」に格納され、特定のページには関連がありません。「レポート出力の構成」を参照してください。

  3. ページ/リージョン・レベル: 開発者は特定のページの「レポート」リージョンを編集し、レポート出力を有効化できます。つまり、エンド・ユーザーが様々な書式でリージョンを出力できるようになります。「「レポート」リージョンに対する出力属性の構成」を参照してください。

レポート出力の設定

サイトでレポート出力を構成するには、次のステップを実行します。

  1. Oracle Application Express管理サービスへログインします。「Oracle Application Express管理サービスへのログイン」を参照してください。

  2. 「サービスの管理」をクリックします。

  3. 「環境設定の管理」で、「インスタンスの設定」をクリックします。

  4. 「レポート出力」までスクロールします。

  5. 「Oracle BI Publisher」で、次のいずれかを選択します。

    • 標準サポート: これはデフォルトの設定です。Application Expressで提供される組込みテンプレートか、あるいはXSL-FO形式(RTF形式ではありません)で作成するその他の形式のいずれかを使用して、レポート・リージョンおよびレポート問合せを出力できます。

    • 拡張サポート: 「レポート・レイアウト」に対してこのオプションを選択すると、Application Express内でのレポート出力のためにカスタマイズした独自のRTFテンプレートをアップロードできます。

      このオプションを使用するには、Oracle BI Publisher(Oracle XML Publisherとも呼ばれます)の完全なライセンス版をインストールしている必要があります。

  6. 「プリント・サーバーのプロトコル」で、プリント・サーバーが使用するプロトコルを選択します。

  7. 「プリント・サーバーのホスト・アドレス」で、プリント・サーバー・エンジンのホスト・アドレスを指定します。

  8. 「プリント・サーバー・ポート」で、プリント・サーバー・エンジンのポートを定義します。デフォルトでは、レポート・サーバーをインストールした時は8888に設定されています。

  9. 「プリント・サーバー・スクリプト」で、プリント・サーバー・エンジンのスクリプトを定義します。デフォルトの設定は次のとおりです。

    /xmlpserver/convert
    
    
  10. 「変更の適用」をクリックします。