セッション・ステート保護の有効化

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セッション・ステート保護は、「セキュリティ属性の編集」ページまたは「セッション・ステート保護」ページから有効にできます。

セッション・ステート保護は2ステップのプロセスで有効にします。最初に、この機能を有効にします。次に、ページおよびアイテムのセキュリティ属性を設定します。これらのステップは、ウィザードを使用して実行するか、セッション・ステート保護ページでページおよびアイテムのセキュリティ属性を手動で設定して行います。

トピック:

「セキュリティ属性の編集」からのセッション・ステート保護の有効化

「セキュリティ属性の編集」ページからセッション・ステート保護を有効にするには、次のステップを実行します。

  1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

  2. アプリケーションを選択します。

  3. 「共有コンポーネント」アイコンをクリックします。

  4. 「セキュリティ」で、「セキュリティ属性の編集」をクリックします。

  5. 「セッション・ステート保護」までスクロールして、「セッション・ステート保護」リストの「有効」を選択します。

  6. セッション・ステート保護を構成するには、「セッション・ステート保護の管理」をクリックします。

    「セッション・ステート保護」ページが表示されます。

  7. 「セキュリティ属性の編集」ページにナビゲートして、ページおよびアイテムのセキュリティ属性を設定します。


ヒント:

セッション・ステート保護を無効にするには、同じステップを再度実行しますが、「有効」のかわりに「無効」を選択します。セッション・ステート保護を無効にしても、既存のセキュリティ属性の設定は変更されませんが、それらの属性は実行時に無視されます。

「ブックマークの無効化」ボタン

セッション・ステート保護を有効にすると、カレント・アプリケーションへのブックマーク・リンクが機能するかどうかに影響します。次の規則を考慮してください。

  1. セッション・ステート保護を有効にした後に作成したブックマーク・リンクは、ブックマーク・リンクにチェックサムが含まれている場合に機能します。

  2. セッション・ステート保護を有効にする前に作成したブックマーク・リンクは、ブックマーク・リンクにチェックサムが含まれている場合は機能しません。

  3. チェックサムが含まれていないか、または不要なチェックサムが含まれているブックマークは、セッション・ステート保護の影響を受けません。

ページ・レンダリング時、Application Expressエンジンは、計算中に非表示のアプリケーション属性(チェックサムsalt)を使用し、f?p URLに含まれているチェックサムを確認します。セッション・ステート保護を有効にすると、Application Expressエンジンにチェックサムが含まれます。チェックサムsalt属性を再設定するには、セキュリティ属性の編集ページで「ブックマークの無効化」をクリックします。「ブックマークの無効化」をクリックすると、以前に生成されたチェックサムを含むアプリケーションへのアクセスに使用するブックマークURLが失敗することに注意してください。

「セッション・ステート保護」からのセッション・ステート保護の有効化

セッション・ステート保護を有効にするには、次のステップを実行します。

  1. 共有コンポーネント・ページにナビゲートします。

    1. 「作業領域」ホームページで、「アプリケーション・ビルダー」アイコンをクリックします。

    2. アプリケーションを選択します。

    3. 「共有コンポーネント」をクリックします。

    4. 「セキュリティ」で、「セッション・ステート保護」を選択します。

    「セッション・ステート保護」ページが表示されます。セッション・ステート保護の現行のステータス(有効または無効)がページ上部に表示されることに注意してください。

  2. 「保護の設定」ボタンをクリックします。

    「セッション・ステート保護」ウィザードが表示されます。

  3. 「操作の選択」で、「有効化」を選択して、「次へ」をクリックします。

    次に、ページおよびアイテムのセキュリティ属性を設定するかどうか決定します。

  4. 「有効化」を選択して、「次へ」をクリックします。

  5. 「セッション・ステート保護の有効化」をクリックします。


ヒント:

セッション・ステート保護を無効にするには、同じステップを実行しますが、「有効化」のかわりに「無効化」を選択します。セッション・ステート保護を無効にしても、既存のセキュリティ属性の設定は変更されませんが、実行時にはそれらが無視されます。